海外に渡航する際につきものなのは、両替です。
多くの人が、現地の空港や街中の両替所を利用していると思います。
しかし、その両替も気を付けておくことがあります。
それは、できるだけ高額紙幣を受けとらないようにすることです。
過去のエントリーに書いているように、
今回、訪れたバルト三国でも高額紙幣の不便さを感じたので、その理由を紹介します。
キャッシュレス社会の浸透
世界でも有数と言われるのが、日本人の現金信仰です。
なかなか変わりませんね。
一方、日本でも言われているように、欧州(特に北欧)はキャッシュレス社会ができあがっていました。
買い物で現金支払いをする人がいません。
どんなに小さな店舗でもカードリーダー端末がありますし、公共交通機関の切符もクレジットカードで購入やチャージができるようになっています。
レストランももちろんカードで、席までカードリーダーを持ってきてくれて、決済できます。
よくある、店の裏にクレジットカードを持っていかれて、、、ということもありません。
1週間弱滞在しても、現金の必要性を感じませんでした。
そんな社会なので、現金を使い倒す(私のような)人間が現れると、対応できません。
具体的には、会計時に100ユーロ(ユーロの最大紙幣で≒14000円)を差し出しても、「お釣りがない」と言われます。
私はタクシーとミニマートでこの扱いでした。
お釣りがもらえなくて困るのはこっちなので、できるだけ少額紙幣を持っていくことをおすすめします。
現金自体が少量でいいので、5、10、20ユーロで編成できれば、まず困りません。
USドルもそうですが、ユーロも20ユーロが一番使い勝手が良いです。
物価水準が日本と合わない
これは、欧州というより東南アジアなどの新興国を旅するときに頭に入れておいてほしいことです。
日本に比べ、物価が安いので滞在費が抑えられると思います。
食事やタクシー、宿泊費は、日本の物価と比較すると破格の安さです。
しかし、300円ぐらいの食事代やタクシー代のときに、日本円でいう5000円や10000円のような高額紙幣を出したところで、お釣りは期待できません。
おそらく日本でも困る場所があるでしょう。
こういった国は、30000円ぐらいが1か月の平均月収だったりするので、日本で持っている金銭感覚と現地の人のそれとは大きな隔たりがあると認識しておくべきです。
両替する場合でも、ちょっとした工夫で少額紙幣を入手することができます。
ちなみに、私は東南アジアのタイで生活していたことがありますが、タイでも高額紙幣(1,000バーツ)は非常に使い勝手が悪く、持ちたくない券種でした。
以上が、「海外旅で高額紙幣が不便な理由」です。
参考にしてみてください。
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