先日、とある書籍を読んでいると、以下のような表現がありました。
「首都圏への一極集中という、世界の先進国では日本と韓国でしか起きていない珍しい現象である」
私の知識不足なのか、ん?そうなの?と思いました。
今回は、そんな疑問に対してデータを調べてみたので、ここで共有したいと思います。
考察は特にありません。
なお、読んでいた書籍は、「世界まちかど地政学」です。
ニッチな旅行先が好きな作家に共感できる内容で、面白かったです。
気になる方はどうぞ。
前提条件
都市の人口というと、定義が難しいというかはっきりさせておく必要があると思います。
今回は、「都市圏」の人口を使用しています。
出典は、
各国の人口…世界の人口統計(2019、国際連合統計部)
都市圏の人口…Demographia World Urban Areas & Population Projections 2019
また対象国は、G20に私の趣味でアジアの国を加えています。
さらに、各国の第一都市圏だけでなく、第二位まで集計しています。
日本と韓国は総人口の約30%が首都圏集中
どうやら書籍に書いてあったことはあながち間違いとは言えないようです。
20%以上の都市圏を黄色でハイライトしましたが、G20に限ると日本🇯🇵、韓国🇰🇷、アルゼンチン🇦🇷のみです。
日本の首都圏人口、すごいですね。世界一です。
ソウルへの一極集中も、改めて数字で見るとすごいです。
ヨーロッパなどは分散が進んでいますが、なんで日本と韓国はここまで一極集中が進んだのか?
今度はそのあたりが気になってきました。
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