旅行者が気になる現地事情は現地の物価ではないでしょうか。
物価次第で、食事や買い物にかける時間やレストランの質も変わってきますし、それは旅のコストパフォーマンスにダイレクトに影響します。
今回は、「旅行者のための気になるマカオの物価事情」について紹介します。
日本との一人当たりGDP比較
まずは、IMF(世界通貨基金)が公表しているWorld Economic Outlook Databases(2016)を参照して、一人当たり名目GDPを比較します。
かなりざっくりな手法ですが、これで両国の平均所得とみなすとともに、物価比較の目安とします。
日本の一人当たり名目GDP…38,917.29US$
マカオの一人当たり名目GDP…67,079.30US$
指標を見るとわかりますが、マカオは日本以上の平均所得を有しているリッチな都市です。
世界的にみても、一人当たり名目GDPは上位に位置しています。
各種品目の物価相場
ここでは、旅行者が特にお世話になりそうな品目の物価相場を紹介します。
(マカオの通貨パタカは、1パタカ≒14円で換算)
なお、マカオではHK$を使える場面も多いのが実状です。HK$:パタカのレート比は1:1なので、どちらを使用しても問題ないです。
飲料水(500ml)…2.5パタカ(≒35円)
飲料水(700ml)….3.0パタカ(≒42円)
コーラ(500ml)…4.2パタカ(≒59円)
コーヒー(1缶)…5.8パタカ(≒81円)
牛乳(1000ml)…12.9パタカ(≒181円)
ヨーグルト(1個)…14.5パタカ(≒203円)
ビール(350ml)…6.3パタカ(≒88円)
ビール(500ml)…8.5パタカ(≒119円)
アイスクリーム…11.9パタカ(≒167円)
インスタント麺(一食)…9.9パタカ(≒139円)
簡単ですが、この辺が旅行者に関係するような品目として取り上げました。
アルコールを含んだ飲み物関係は比較的安いので、短期旅行者は安心できます。
しかし食品はスーパーで買っても日本より割高な印象です。地元のコスパのいい食堂などで済ますほうがいいかもしれません。
また、カジノなどのアミューズメントやホテル代でコストがかかるマカオなので、
できるだけ飲食代は節約したいところです。(私は完全にそっち側の意見です)
以上が、「旅行者のための気になるマカオの物価事情」です。
参考にしてみてください。
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