今回、私用でDHLを使ってメキシコへ荷物を送りました。
そこで、あまりにも無知で大失敗をしたので、備忘録としてその経緯を書いておこうと思います。
※決してDHLは悪くいうつもりはないです。部分的には愚痴りますが。笑
DHLとは
日本から海外へ荷物(製品)を送ろうとすると、船や飛行機を使います。
そこには様々な会社がサービスを提供しており、配送スピードや配送地域などにより料金も大きく変わってきます。
その中の代表的なサービスで「国際クーリエ」というものがあります。
「国際宅急便」といえば、よりイメージしやすいでしょうか。
FedEx(フェデックス)、DHL(ディーエイチエル)、UPS(ユーピーエス)
これらが国際クーリエの主な企業です。
私は、その中でDHLを利用しました。
DHLは、ドイツの企業で航空機を主体とした国際クーリエです。
一時期、サッカー・浦和レッズの胸スポンサーをしていた時代があるので、ロゴを知っている人もいるかもしれません。
DHLの特徴とメリットは、
・航空機を主体としているので、配送スピードが早い
・全世界にネットワークを持っているので、配送範囲が広範
・現地の輸入通関までを請け負ってくれるので、輸入者の作業負担が少ない。初心者も安心。
デメリットは、
・料金が高い
という点が挙げられます。
個人が荷物を国際輸送しようとする場合は、料金に目をつぶれば、非常におすすめできる選択肢の一つです。
失敗談
さて、ここからはDHLを使ってメキシコへ荷物を送った際の失敗談を書いていきます。
日本からの郵送(輸出)はスムーズに行えました。
追跡番号で進捗をトレースしていると、まずはアメリカ・シンシナティ(DHL配送のハブがあります)に到着しました。
しかし、ここで約3週間ほど足止め。
シンシナティから動かなかった当初、急ぎの荷物ではないことと、
ちょうどアメリカでコロナウイルス感染増加、「ブラック・ライブズ・マター」抗議デモが活況の時期で、配送の遅れなどもでてきているのかなと楽観視していました。
その後、3週間の足止めでさすがにまずいと思い、DHLジャパンに状況を照会しました。
そこで、現地のDHLに
・荷物はどうなっているのか?
・処理中であれば、速やかにメキシコに配送してほしい旨の催促
してもらうことになりました。
この配送スピードでは、高い料金を出して国際クーリエを利用している意味がありません。
すると、荷物が動き出し、その後メキシコでの通関手続きです。
しかし、結論としては、そのまま日本に返送されてきました。
返送された後、輸入者にコンタクトしたのですが、どうやら輸入者はDHLにいつも使っている通関業者(いわゆるブローカー)を通知して、そことやってくれと丸投げしたようです。
すると、その通関業者(ブローカー)が全く仕事をしなかったみたいでした。汗
いますね、こういう業者。
後日、輸入者がそのブローカーへ抗議したそうですが、しばらくは「すでにDHLに情報を通知したが、DHLが通関しなかったんだ」と言っていたそうです。
そして、返送されたことを知ると「その荷物はもうないんだろ?じゃあそれは終わった話じゃないか!」と開き直られたそうです。
加えて、DHLメキシコにも返送された経緯を教えてほしいとリクエストしましたが、
「48時間以内に通知します」と連絡がきた後、完全にスルーされています。
メキシコあるあるでしょうか?笑
私に全く非はないんですが、ここで輸入者に以下のリクエスト・説明をしました。
・DHLが輸入通関手続きまですること
・DHLとは輸入者自身で対応すること
・関税が必要な場合は、払い込みが必要なこと(荷物受け取り時の場合もあり)
個人的な教訓としては、丸投げすると痛い目見るな(コストが過度にかかる)と思いました。
メキシコのデリバリー、なかなか杜撰ですね。汗
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