奥入瀬渓流は美しい自然景観と清流が魅力の観光地ですが、
訪れるにあたり現実的なアクセスルートは、青森駅と八戸駅からです。
今回は、奥入瀬渓流を訪れる際に青森駅と八戸駅のどちらが最適なのか比較してみます。
目次
青森駅から奥入瀬渓流へ向かうメリット
青森駅は飛行機と新幹線どちらからもアクセスしやすい
青森を訪れる場合、大半の人は飛行機か東北新幹線を使います。
青森駅は、青森空港に近く、
新幹線は停車しませんが、新幹線が停車する新青森駅は隣の駅です。
よって、青森駅は飛行機と新幹線どちらもアクセスがしやすい立地です。
一方、八戸駅は新幹線の停車駅ですが、
青森空港からは遠く、アクセスに難しい部分があります。
青森空港から八戸駅をつなぐ空港バスはありません。
バスを利用する場合、最も早く奥入瀬渓流に到着できる
青森駅、八戸駅それぞれから奥入瀬渓流を経由する十和田湖行きのバスが発着しています。
https://www.jrbustohoku.co.jp/route/detail.php?r=187&rc=11
バスを利用することを想定したときに、
奥入瀬渓流に最も早く到着する便は、青森駅からのバスです。
バスで奥入瀬渓流に向かう場合は、
青森駅から向かう方が奥入瀬渓流での滞在時間を最大化できます。
八戸駅から奥入瀬渓流へ向かうメリット
奥入瀬渓流と地理的に近い
一方、八戸駅から奥入瀬渓流に向かうメリットは、
地理的な近さです。
車(レンタカー)であれば、1時間弱で奥入瀬渓流に到着できます。
またバスでも、青森駅からの所要時間が2時間に対して、八戸駅からは1時間30分です。
移動時間を減らしたい人は、八戸駅から奥入瀬渓流を目指しましょう。
早朝の東京駅発の東北新幹線に乗れば、午前中のうちに到着可能
東京を始めとする関東圏に在住の人に限りますが、
早朝の東北新幹線で八戸駅に向かえば、
午前中にうちに奥入瀬渓流に到着することができます。
八戸駅からは、十和田湖(休屋)行きのおいらせ号に乗ります。
具体的には、
6:32 東京駅(はやぶさ1号:新函館北斗行き)
6:38 上野駅
6:57 大宮駅
9:22 八戸駅
10:00 八戸駅西口(おいらせ号)
11:39 石ヶ戸休憩所
というスケジュールを組むことができます。
まとめ
奥入瀬渓流を訪れる際に、青森駅と八戸駅のアクセスルートを比較しました。
青森駅は飛行機と新幹線の両方でアクセスしやすく、
バス利用の場合も最も早く到着できる利点があります。
一方、八戸駅は車でのアクセスにおいて地理的な近さが魅力で、
バス利用でも青森駅に比べて移動時間を短縮できます。
また、関東圏在住の人は、早朝の東北新幹線に乗れば、
その日の午前中に奥入瀬渓流に到着する日程を組むことができます。
自分の旅のスタイルを考慮して、奥入瀬渓流への最適なルートを選びましょう。
レンタカーで奥入瀬渓流へ向かうなら、三沢空港という第三の選択肢もあり
ここまで、青森への代表的な交通手段として飛行機と新幹線を念頭に置きながら、
その玄関口となる青森駅と八戸駅を比較しました。
青森県には、実は青森空港以外に空港がもう一つあります。
三沢空港です。
青森空港ほどの路線や便の選択肢はないですが、
羽田空港や伊丹空港の路線があります。
三沢空港から奥入瀬渓流への直通のバスはないですが、
公共交通を使わずにレンタカーを使うつもりなら、
青森、八戸に続く第三の選択肢となりうるでしょう。
奥入瀬渓流は日帰り観光ができるか?
奥入瀬渓流へのアクセスも大事ですが、
日帰り観光ができるのか?というのも旅行者の疑問の一つでしょう。
結論から言うと、できます。
以下は、青森駅から奥入瀬渓流を日帰りで訪れることにフォーカスした内容ですが、
八戸駅からでも、当てはまる点は多いです。
[お得・利用例あり]JRバス東北「青森・八戸・十和田湖フリーきっぷ」を解説
青森駅、八戸駅と奥入瀬渓流を含む十和田湖を結ぶバス路線を運行するJRバス東北が、
同区間のフリーきっぷを販売しています。
私は青森駅から利用しましたが、
十分に元を取れました。
単純な往復でも元が取れるケースもあります。
実際に利用した区間もあわせて解説しています。
青森旅行のお役立ち情報まとめ
青森県青森市を訪れたときの情報をまとめています。
実際に訪れたときに得た雑学や失敗談、経験が基になっています。
青森市を旅行される人の参考になると思います。
以上が、「青森駅と八戸駅、どちらから奥入瀬渓流へ行くのがベストなのか?」です。
参考にしてみてください。
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