旅行で滞在するエリアを決める際に、
「駅前」が便利で、多くの人が満足する可能性が高いです。
しかし、これは日本国内に限った話です。
実は私は、海外旅行で滞在するエリアを決めるときは、
真っ先に駅前を外すようにしています。
今回は、なぜ海外旅行の際に駅前を滞在エリアから外しているのかをまとめてみます。
目次
海外旅行での滞在エリアで駅前を外す理由は3つ
①主要駅独特の雰囲気の悪さ
私が海外旅行で駅前を真っ先に滞在エリアから外す理由は、
雰囲気の悪さです。
「雰囲気が悪い」とあえて抽象的な言い回しにしましたが、
私が訪れたことのある主要都市のメインステーションは、
特に夜は近づきたくないところばかりでした。
治安が悪いと断定しないのは、
自分が被害にあったこともなく、
よほどカモな行動をしなければ大丈夫な場所と判断したからです。
主要駅は、旅行者を狙ったスリなどで警戒すべき場所であることは有名ですが、
夜になるとホームレスなどの浮浪者が集まる確率が高まります。
私の実体験を言うと、
ハンガリーのブダペストを訪れたときに、
早朝にブダペスト・ケレティ駅のコインロッカー室に入ったら、
ホームレスが寝ているところに遭遇したこともあります。
（ブダペストも、中心となる旧市街の端に主要駅がある典型例です。）
ある意味、雨風がしのげて、公共性の高い場所が「駅」と言えます。
駅前＝便利で滞在しやすい、とは限らない
次に、日本と違って海外では「駅前＝便利で滞在しやすい」があてはまらないことが多いです。
従来、鉄道は蒸気機関車から始まり、
騒音や黒い煙は住民に嫌がれていました。
よって、大規模な駅は郊外の人が住んでいないエリアに造られました。
日本の主要駅も元々は、人が住んでいないエリアに造られた経緯があります。
駅はできても、
日本のように周辺を開発してオフィス街にするというようなことは、
海外ではあまり起こらないので、
現在でも駅前が便利なエリアとは限りません。
騒音の問題
駅前が中心部より少し離れていて、
そこまで便利でないにせよ、移動を伴う人流は多いです。
よって、駅周辺はバスやタクシーなどの自動車の交通量も多く、
列車の離発着を含めて騒音が気になります。
駅は、その都市の中でも、
最も騒がしい場所の一つなので、
特に大きな都市を旅行するときは頭に入れておきましょう。
海外旅行の滞在先は街の中心地がおすすめ
では、海外旅行ではどこに滞在しているかというと、
できるだけ街の中心地に近いエリアを選んでいます。
多少、宿泊料金が高くなってもエリアを優先しています。
・見どころとなる観光名所に近い
・公共交通機関が確保しやすい
のは当たり前ですが、
・トイレの心配がない
というメリットもあります。
詳しくは、以下でまとめています。
ホテルを早めに予約することの3つのメリット
当たり前のことかもしれませんが、
ホテルはできるだけ早めに予約するのに越したことはありません。
主に以下のメリットが考えられ、
・安く予約できる可能性が高い
・希望するホテルや部屋タイプが確保しやすい
・旅行計画が早めに固まるため、旅行前の心配やストレスが軽減される
と、旅行者にとって、とても大事なことです。
ホテルを早く予約するためにも、
まずは旅行日程を確定させましょう。
海外旅行における『良い節約』と『悪い節約』
日常生活に『良い節約』と『悪い節約』があるように、
私は海外旅行においても『良い節約』と『悪い節約』があると考えています。
盲目的に日本の価値観で、
駅前の安価なホテルに泊まるのは『悪い節約』です。
みなさんは『悪い節約』に走らないように注意しましょう。
以上が、「実は海外旅行では、「駅前」を真っ先に滞在エリアから外しています」です。
参考にしてみてください。
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