フライトでシンガポール上空を飛んでいると、海上の異様な光景を目にすると思います。
その異様な光景とは、シンガポール海峡に浮かぶ”船の数”です。
その数は、普段日本で見るような港の光景とは全く異なるでしょう。
見たことない人は必見ということで、
今回は、そんな異様な光景が広がるシンガポール港の世界的ポジションをお話しします。
かつては世界No.1、現在は世界No.2
日本においてシンガポールのイメージは、お金持ちが多く住むリッチな国ではないでしょうか。
人口600万人の小国は、今や世界的な金融機関がオフィスをかまえる金融立国となっています。
しかしシンガポールは、歴史的に海上輸送の要衝として機能しており、今もその立場は揺らぎません。
世界のコンテナ港の取扱高を発表しているInternational Association of Ports and Harbors(以下、IAPH)のContainerisation International Yearbook 2015では、コンテナ取扱高は中国の上海に続く、世界第2位を誇っています。
というのも、2009年まではこの小国にして世界No.1のコンテナ取扱量だったのですが。
このように中国の台頭はありますが、
海上交通の要衝であるマラッカ海峡に位置し東西貿易の拠点となっているシンガポールは、世界的に大変重要なポジションを担っています。
(中東から日本へ向かっている原油タンカーなんかもシンガポール経由で向かっています。)
世界のコンテナ船が集まるシンガポール港とそれを上空から眺めるフライト。
シンガポールへ行くときは、是非窓側を予約して眺めてみてはどうでしょうか。
以上が、異様な光景が広がるシンガポール港の世界的ポジションの紹介でした。
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