2017年に中央アジア(カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン)を訪れました。
日本から向かったのですが、日本からの直行便はなく、往復のフライトは韓国のアシアナ航空を利用しました。
ここで不思議な事実に遭遇しました。
なぜ中央アジアへ日本からの直行便がないのに、
韓国からはカザフスタン(アルマティ)やウズベキスタン(タシケント)行きのフライトが存在するのか?ということです。
今回は、そのときの考察を書いていきます。
結論は、歴史にあります。
高麗人のシベリア移住
概要は、Wikipediaに譲りますが、19世紀に朝鮮での国政の混乱により、高麗人がシベリア(ロシア)に移住しています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%BA%97%E4%BA%BA
その後、高麗人は、第二次世界大戦やソ連崩壊を経てもロシア、中央アジアで生活し続けているという事実があります。
高麗人の現在の居住地域を見ると、
ウズベキスタン 198,000人
ロシア 125,000人
カザフスタン 105,000人
キルギス 19,000人
ウクライナ 12,000人
(Wikipediaより)
となっています。
ウズベキスタンやカザフスタンには、高麗人墓地も存在し、韓国にとって祖国の先祖と関係の深い場所です。
そのため、中央アジアへの定期フライトを飛ばしていているのでしょう。
移住者と就航フライトの関係性
日本国内にも、移住と関係した就航フライトがあったようです。
高知-宮崎の路線です。(2007年運休)
理由は、宮崎へ高知から移住してきた人が多かったからだそうです。
この書籍に書いてありました。
宮崎-松山便(2005年運休)が存在していたことも同じ理由かもしれません。
このように、自国の移住者の歴史がフライトに影響を与えることもあります。
訪れた都市であれ?と思う就航先があれば、新たな発見があるかもしれません。
ウズベキスタン旅行お役立ち情報まとめ
2017年にウズベキスタンに行きました。
タシケント、サマルカンド、ブハラを訪れました。
そのときに得た雑学や失敗談、経験をまとめています。
ウズベキスタン旅行時の参考になると思います。
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