普段使っている単語が、実は長い正式名称の略称・通称だったということがあります。
例えば国名では、イギリスが有名です。
イギリスの正式名称は、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。
日本でイギリスと呼ばれるようになった理由は、諸説あるようです。
では、タイの首都・バンコクも通称だったということはご存知でしょうか?
長い長い正式名称
タイの首都・バンコクの正式名称は、「กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์」
はい、わかりませんね。
カタカナに置き換えると、「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」
となります。
バンコクの欠片もありません。
この長い正式名称の意味は、Wikipediaに譲るとして、「偉大な都」を称える名前だと理解してもらえば結構です。
タイ国民は、バンコクというためにこの長い正式名称を口にするわけもなく、
一般的には一番最初の単語である”クルンテープ”が使われます。
クルンテープ=バンコクです。
そしてクルンテープと言えば、タイには日本で言う日本経済新聞に該当する経済日刊紙があり、
クルンテープ・トゥラギット(通称:クルンテープ紙)としても有名です。
https://www.bangkokbiznews.com/
日本人がバンコクに滞在する場合
では、日本人がバンコクに滞在する場合、どのように表現すればいいのでしょうか?
クルンテープ?バンコク?
迷うところですが、バンコクと言えば現地では通じます。
バンコクは、英語でBangkokです。
そのため、ビジネスで使われる英語でのバンコクでの呼び名が一般化しています。
私は以前、バンコクに住んでいた経験がありますが、
タイ語を使っているときでもクルンテープではなくバンコクと使っていました。
問題ありません。
以上が、「バンコクって通称だって知ってますか?」です。
参考にしてみてください。
タイ旅行お役立ち情報まとめ
タイのバンコクに暫く住んでいた経験があり、
そのときに得た雑学や失敗談、経験をまとめています。
タイ旅行時の参考になると思います。
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