旅行者が気になる現地事情は現地の物価ではないでしょうか。
物価次第で、食事や買い物にかける時間やレストランの質も変わってきますし、それは旅のコストパフォーマンスにダイレクトに影響します。
今回は、「旅行者のための気になるタシケントの物価事情」について紹介します。
日本との一人当たりGDP比較
まずは、IMF(世界通貨基金)が公表しているWorld Economic Outlook Databases(2016)を参照して、一人当たり名目GDPを比較します。
かなりざっくりな手法ですが、これで両国の平均所得とみなすとともに、物価比較の目安とします。
日本の一人当たり名目GDP…38,917.29US$
ウズベキスタンの一人当たり名目GDP…2,121.77US$
ウズベキスタンは、日本と比較して一人当たりGDPが1/20と低く、物価は非常に安価であると想定できます。
実際旅行すると、物価は東南アジア並に安く、普段日本で生活している食費と比べるとだいぶ安く済みます。
各種品目の物価相場
ここでは、旅行者が特にお世話になりそうな品目の物価相場を紹介します。
(ウズベキスタンの通貨スムは、1USD≒8000スム≒112円で換算)
※ウズベキスタンは、USDとの公式レートを設けており、私が滞在したときは8,000スムで1USDと交換可能でした。
飲料水(500ml)….1,000スム(≒14円)
飲料水(1,000ml)….1,300スム(≒18円)
コーラ(500ml)…3,000スム(≒42円)
牛乳(1000ml)…6,500スム(≒91円)
ヨーグルト(4個パック)…4,000スム(≒56円)
ビール(500ml)…4,000スム(≒56円)
レッドブル(ロング缶)…12,490スム(≒175円)
簡単ですが、この辺が旅行者に関係するような品目として取り上げました。
ウズベキスタンの物価、激安です。
旅行中の飲食は、金銭的に困ることはないでしょう。
なお、タシケントはウズベキスタンの首都です。その他の観光都市であるサマルカンドやブハラと比較すると、タシケントの方が物価は安かったです。
また、ヨーロッパの影響が多少なりともあるので、パンやパスタなどの料理が充実しているもの滞在には、プラスが大きかったです。

スーパーマーケットは、アルファベット表記なので探しやすい。

硬水が多く、ガス入りが多くラインナップされているのが個人的にナイス。

脂肪分によって細かく値段が異なる牛乳。

乳製品天国の中央アジア。食卓のお供に必須なヨーグルト。

近年どこにでもあるのは、レッドブルでは?新たな購買力平価を測る指標に使える。
以上が、「旅行者のための気になるタシケントの物価事情」です。
参考にしてください。
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