まず、日本で氷のことを心配する必要がないことは、言っておきます。
これは海外旅の話です。
今回は、「海外で気をつけるべきは”氷”という落とし穴」について書きたいと思います。
日本では感じない世界の飲料水の今
以前の記事でも書きましたが、世界では水道水を安全な飲料水とできる国は15ヶ国しかないのが現実です。
それぐらい飲料水という資源は、貴重な物であり、ここで説明する必要がないほど人間にとっては必要不可欠なものです。
日本では、今でこそ飲料水としてミネラルウォーターを買って飲む人が多いですが、水道水を飲料として飲むことは何の問題もなく、非常に恵まれた環境といえます。
屋台の氷は注意
さて、そんな状況で注意してもらいたいのは、海外での「氷」です。
個人的には、これは水の問題ではなく衛生環境の問題だと考えていますが、水にも関係している可能性があるので、ここで話します。
エリアでは、アジアやアフリカ、南米などのこれから経済発展していく地域で、比較的気温が高い地域では注意が必要です。
こういった地域では、まず冷蔵技術が不十分であるケースが多いです。そのため氷を作るための水に加えて、氷を保存する衛生状況があまり良くないケースが考えられます。
そのため、屋台での氷は注意しましょう。ドリンクに入れる氷が最も旅行者に関係すると思います。
こんなことがありました。
私は、仕事の関係でタイのバンコクに住んでいたことがあるのですが、スタッフとランチに行く際は、屋台に行くことが多かったです。
そこでミネラルウォーターやコーラなどのドリンクを頼むことがあるのですが、
滞在し始めた頃、よくスタッフから、
「げーしーさんは、日本人だから氷はなしにしたほうがいいよー。私達はマイペンライだけどねー。」と言われていました。
※マイペンライとは、タイ人が良く使う言葉で「問題ないよ」の意。
スタッフから聞いた話だと、
この氷でお腹を壊す人がいるのだそうです。
ちなみに私のこれまでの経験からすると、ブロック状の氷はOKな場合が多いですが、クラッシュ状の氷は危ないです。(大した根拠はありません。)
現地の人は注意していることですが、観光客として行くと好奇心が湧いてきて、興味本位で色々チャレンジしたくなります。
だけど、こういう事実を知っているだけで、旅のリスク回避になりますよ。
特に、海外で体調が悪くなりやすい人は、注意しておいたほうがいいです。
コメントを残す