海外に行ったら、「機内モード&Wi-fiオン」が常識と言われます。
また、Wi-fiを使わずに機内モードにしたままという人も多くいると思います。
常時通信したい場合は、海外用のポケットWi-fiを持って行ったり、SIMフリー端末を持って行って現地の通信パックを利用する人もいて、通信環境における選択肢が広がっています。
今回は、常識とされている「機内モード&Wi-fiオン」に対して、私が考える海外でのスマホ設定をお話します。
海外に行くと、機内モードにすべきと言われる理由
端的に、海外通信になるため通信料が高額になるからです。
ひと昔前まで、天井知らずに高額だった海外通信ですが、
今は一日約3,000円程度で「海外パケットし放題」というプランがあります。
しかし一般庶民にとっては、やはり高額と言わざるをえません。
機内モードであれば、通信できなくなりますので余計な課金がなくなります。
また、通信はできないものの海外にあるWi-fiスポットは利用できるため、ホテルなどの一定の場所では通信できるので、機内モードに制限するというのは選択肢としてアリです。
ベストは、モバイルデータ通信をオフにすべき
ここまでで結局、機内モードで問題ないと考えておられる人が多いと思います。
しかし、私が考えるベストなスマホ設定は、「モバイルデータ通信オフ&Wi-fiオン」です。
モバイルデータ通信オフと機内モードがどう違うのかと言うと、
重要な違いは、iPhoneで言うところの「メッセージ」(SMS)が使えるのがモバイルデータ通信オフで、使えないのが機内モードになります。
それで何が変わるのか?という話ですが、これによりWi-fiを使える環境が大きく広がります。
海外の空港や大型施設のWi-fiサービスを使う場合、電話番号の認証があることが多く、認証のためのワンタイムパスワードがメッセージで届きます。
ここで機内モードだと、メッセージ機能が使えないので認証を行うことができません。
空港や大型施設には、滞在時間が長いと考えられるため、Wi-fiが使えないというのは不自由です。
そういった対策として、「モバイルデータ通信オフ&Wi-fiオン」がベストな設定と考えています。
(常時通信できる環境を整えている人は除きます。)
※なお、SMS機能は受信だけであれば海外で通信料はかかりません。
http://www.au.kddi.com/mobile/service/global/global-passport/area-charge/
https://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/content/sms/
http://faq.mb.softbank.jp/detail.aspx?cid=9280&id=9280
以上が、私が考える海外でのスマホ設定です。
海外でところどころ入るWi-fiは非常に旅の助けになります。是非、できるだけ使える環境にしておきたいものです。
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