【書評】北京でいただきます、四川でごちそうさま。

中国の旅本です。

 

吉田友和さんの著書「北京でいただきます、四川でごちそうさま。」を読みました。

これまで吉田さんの著書はほとんど読破しており、そのマッタリな世界観が好きです。

また、著書は世界一周をはじめとして、短期の周遊旅が題材になることが多く、私のような長期休暇を利用して旅をする者に参考になります。

「週末海外」というニューワードが自分の頭にインストールされたのは、吉田さん著書からです。

 

さて、私情ですが2019年は中国に出向く予定がちらほらあって、サクッと読める中国本を探していました。

中国自体も一度、上海をトランジットしたのみで実質初めて。

既に20か国を超えた訪問国ですが、中国はなかなか行く機会に恵まれませんでした。

 

ウィーチャットペイの破壊力

まず本の旅先は、北京、上海、広州、深圳、張家界、鳳凰、成都、ハルビンと都市だけでもボリュームがあります。

内容は、吉田さんが立ち寄ったスポットを順に紹介されており、細かい街の描写を含めて簡単なガイドブックに使えます。

 

さて、中国といえば電子決済のウィーチャットペイです。

あのQRコードで簡単に決済が済んでしまう仕組みですね。

現時点で日本口座からの入金が使えないので、日本人旅行者は利用できませんが。

 

この本でも、そのウィーチャットペイの中国での浸透率の高さに触れています。

機を見るに敏な中国人の動きの速さは感心しますが、今では、街でよくいる物乞いや金銭をねだる人も、QRコードを向けてくるそうです。笑

 

ここで考えるのは、変化の速さです。

中国人の身代わりの速さに驚きます。

自分で考え、それが自分に得だと判断したら即座に乗り替わる。

 

この考え方が、小さな屋台や街中での物乞いがQRコードで決済するような街に変貌を遂げたといえます。

 

一方の日本人ですが、どうも動きが鈍い印象です。

現金決済を減らそうと政府や企業が施策をやっていますが、なかなかうまくいきません。

 

損得も大事ですが、変化に対応していくという心構えは中国人を見習いたい部分です。

その点、旅は否応がなく変化への対応が肝になるので、おすすめのツールと言えそうですね。

簡単ですが、このようなことを考えました。

 

続いてここからは、私が吉田友和さんの著書が好きな理由を書いてみようと思います。

2点です。

 

1つは、共感できる点です。

先にも書籍の題材に周遊旅が多いと書きましたが、周遊するということは移動が多いと同義です。

文中にも“街を覚えた頃に、次の街へ”と書いてありますが、まさにそのとおり。

私も、いつも後ろ髪をひかれながら次の目的地へ向かっています。

 

自分の旅と重なる部分が多いというのが、共感のポイントです。

 

2点目は、グルメ情報です。

個人的には、あまり旅先のグルメにがつがつすることはありません。

自然に現地の食事を食べることもあれば、世界的チェーンのファストフードを食べることもあります。

特にこだわりがない。

 

吉田さんは一人旅の記述が多いですが、一人でもグルメをがっつり堪能しています。

 

ここは自分にはない部分なので、実際に行かれた場所は自分の旅でも行ってみたい場所リストに入るので、逐一Googleに保存しています。

 

それに加えて、文体のマッタリと気取らない感じが、本を読み進めるうえで心地いいですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

1986年生まれ。長崎県佐世保市在住。山暮らしでサラリーマンをしながら、暇を見つけては旅をして、その模様をつづっています。 Instagramで訪れた場所の写真を日々アップしています。 noteで旅全般の記事を作成中。 https://note.mu/ge__shi トライアスロン挑戦中。 http://try-tri-try.net/