現時点の国際連合加盟国は、196ヶ国です。(2020年11月25日時点)
それぞれの国には、独自の国内法などが存在していることは皆さんご存知のとおりだと思います。
しかし、国の仕組みというのは実は2通りしかないんです。
今回は、世界の国々を君主制と共和制に分けたときにわかることについて書いてみたいと思います。
国家は君主制と共和制の2種類
現在の国家統治は、
・君主制
・共和制
の2種類が存在しています。
それぞれの特徴に触れていきましょう。
君主制
君主制の概要
君主制は、その国家に唯一の支配者(君主)が存在する国家体制です。
我々が住んでいる日本は、君主制に該当します。
その君主が統治しており、後継者は主に世襲によって決まります。(選挙による君主を選出する国もあります)
ここから言えることは、君主(国王)が次の君主を決めるのが、君主制です。
見分けるポイント
君主制を取っている国には、国名が「王国」「公国」となります。
主な国
日本(象徴天皇制)、イギリス、タイ王国、オランダ王国、スペイン王国、ベルギー王国、モナコ公国
共和制
共和制の概要
次に、共和制です。
共和制は、君主を持たない国家体制をいいます。
君主がいないため、国家を統治するのは人民(国民)です。
言い換えると、国家のトップ(君主制における君主)を決めるのは国民です。
君主制のような世襲はありません。(ないこともないですが)
見分けるポイント
共和制を取っている国には、「共和国」という名がついています。
主な国
アメリカ合衆国、中華人民共和国(中国)、大韓民国(韓国)、フランス共和国、シンガポール共和国、ブラジル連邦共和国
このように、どの国も国王は存在しません。
まとめ
現在の国家統治は、君主制と共和制の2種類であることがわかったと思います。
ここから言えることは、リーダーをリーダーが決める国(君主制)と国民が決める国(共和制)とに分かれるということです。
個人的な感覚だと、国民がリーダーを決める共和制の国では、国民に不満がある問題が露見されるとデモが発生します。
なぜなら、「国民が決める」という民主主義のアイデンティティーがそうさせるんだと思います。
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