海外旅行に行くと、英語にそれほど自信がないので数字で会話が成り立つ場面はとてもありがたいです。
数字は世界共通なので、言葉の壁がないからです。
しかし、そんな数字も「単位」が違ってくると話は別です。
今回は、海外に行った際に単位が日本と違って困ったことを書いてみます。
距離(長さ)の単位
まずは、距離(長さ)です。
日本であれば、m(メートル)、km(キロメートル)で話は通じます。
世界中でメートル法を採用している国がほとんどなので、大きな問題になりませんが、アメリカ合衆国を旅するときは気をつけましょう。
ほとんどの場所でメートル、キロメートル表記はありません。
理由は、ヤードポンド法を採用しているからです。
このヤードポンド法での主な単位は、
1インチ≒2.5センチメートル
1フィート≒30.5センチメートル
1ヤード≒90センチメートル
1マイル≒1600メートル
です。
町中の表記は、ほぼヤードポンド法なので、日本から現地へ行くと距離感がイメージできないと思います。
日本でいう「里」とか「尺」、「寸」とかを公式に使っている感じです。
旅人泣かせですね。
温度の話
次は、温度です。
これまたアメリカ合衆国にゆかりのある国が独自の表記をします。
温度の表示には、摂氏(℃)と華氏(℉)があります。(理科で習いましたね)
世界中のほとんどの国では、摂氏(℃)が採用されています。
一方は華氏は、主にアメリカ合衆国、イギリスなどで用いられています。
32℉=0℃で換算します。
温度は単位を省かれて町中に表示されることがあります。
90℉≒32℃など簡単なイメージをもっておくといいでしょう。
体積の話
ペットボトルの容量などにも使われる体積の表示も異なります。
日本であれば、ml(ミリリットル)、l(リットル)が一般的です。
しかし、海外ではガロンやパイント、オンス、ポンドも使われています。
特に、体積の場合はペットボトル飲料はリットル表記ですが、水や牛乳になるとガロン、ビールはパイントを使っていて混在しています。
しかし、体積の場合は、実際に購入の際の量を確認できます。
細かい計算はせずに、「これを全部飲めるか?」という基準で選んでいいでしょう。
以上が、「日本と違う海外の単位の話」です。
私は、特に距離(長さ)が非常にわかりにくくて苦労しています。
参考にしてみてください。
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