海外旅行中に、お酒を飲みたい人は多いと思います。
日本にはない、その国のビールなども、旅行の楽しみの一つです。
しかし、海外旅行での飲酒については注意が必要です。
今回は、外で缶ビールを持っているだけで罰金を取られるかもしれない、
海外の飲酒事情について書いていきます。
日本以上に飲酒に寛容な国はない
まず、日本で長く生きているとわかりませんが、
「世界中で日本ほど飲酒に対して寛容な国はない」と知っておいたほうがいいです。
日本では、時間や場所が規制されていることもなく、
いつでもアルコール飲料を入手することができるからです。
このような国はかなり珍しいです。
各国では、飲酒による社会的な負の影響が懸念され、規制強化の流れとなっています。
例えば、テレビのゴールデンタイムでのアルコール関連のCM規制、
アルコール販売時間の規制などがあげられます。
(日本にはどちらもありませんね)
そんな状況で、旅行中に日本と同じような飲酒機会を求めてしまうと、
トラブルにもなりかねないので注意が必要です。
「日本以上に飲酒に寛容な国はない」は、頭に入れておいて損はないと思います。
その国の飲酒事情の把握はマスト
渡航前に、その国の飲酒事情を把握するようにしましょう。
全くお酒を飲まない人は別ですが、
旅行で少しは飲みたいと思っている人は知っていないとまずいことになりかねません。
簡単なところでは、イスラム圏か否かです。
イスラム法では、飲酒を禁止しており、
イスラム教徒が多く、イスラム教が社会に浸透している国では、
飲酒ができないどころかそもそもアルコールが手に入りません。
また、飲酒ができる国でも、時と場所を選ぶ場合がほとんどです。
例えば、東南アジアのタイでは、日曜日の午前中はアルコールの販売を禁止していますし、
国政選挙当日や国民の祝日でも終日アルコール販売禁止です。
場所という観点では、
カナダやアメリカでは公共の場でアルコール飲料を所持することさえ違法となっています。
(未開封でも違法です。)
このように、日本にいると考えが及ばないようなことが法律としてあります。
旅行中の飲酒の場面は、十分に注意しましょう。
もちろん、ホテルやレストランで嗜む程度であれば、まったく問題ありません。
密造酒に注意
今触れた各国のアルコール事情に起因するのですが、
海外では密造酒が結構出回っているので、注意が必要です。
特にアルコールがタブー視されているイスラム教の国では、
路上などで売っているお酒は密造酒の可能性が高いです。
安易に手を出さないようにしましょう。
この点については以下でも、詳しくまとめています。
以上が、「外で缶ビールを持っているだけで罰金も!海外の飲酒事情に気をつけよう」です。
参考にしてみてください。
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