20代の一時期をタイのバンコクで過ごしていたことがあります。
その時に、東南アジアの隣国へ旅行することも多かったです。
今回は、ベトナムからタイへ戻った際に
ベトナムドンからバーツへの両替を断られた話をします。
この話は、本当に自分の世間知らずな所が露呈されて恥ずかしい限りです。
タイ・ドンムアン空港でベトナムドンからバーツへの両替を断られる
![](https://howtojourney.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG_1242-1024x768.jpg)
2014年にベトナム・ホーチミンに旅行していました。
その旅行で両替したベトナムドンは、
旅行中にすべて使い切ることができませんでした。
そこで、バンコクに戻った時に、
タイバーツに両替すればいいやと誰しも考えると思います。
私も同じことを考えていました。
ホーチミンのタンソンニャット国際空港からLCCでバンコクのドンムアン空港に戻ります。
バンコクには、2つの国際空港があります。
ドンムアン空港は、昔のメイン空港で現在は主にLCCが発着しています。
今では、こじんまりとしたローカルな空港といった感じです。
バゲッジクレームを抜けて、両替所を見つけて直行します。
そこで、持っているベトナムドンをカウンターに出しました。
「No!」
即答で断られました。
断られる理由がわからないので、もう一度聞き直しましたが、
答えは変わりません。
「ベトナムドンは扱っていない。」という答えでした。
どうにもならないので、
またベトナムに行けばいいかと自分を納得させて帰宅しました。
通貨には信用度によって強弱がある
ここで私が理解していなかったことは、
通貨の強弱(信用性)です。
日本円、米ドル、ユーロの関係性は多少理解していましたが、
新興国通貨間の強弱は全くわかっていませんでした。
つまり、タイではバーツに対してベトナムドンが弱すぎて(信用力がない)
両替するに値しない通貨と考えられていました。
(現在も、そう考えられています。)
日本円が国際的に信用力があるため、
両替カウンターで日本円を出して外貨両替できることが当たり前だと感じる人が
当時の私含め、多いと思います。
私はタイとベトナムという東南アジアの二国間を行き来して、
その前提が間違っていることを知りました。
なお、東南アジアの多くの国では、自国通貨の信用力がなく、
米ドル決済をする場面があります。
(みんな信用力のある米ドルの方が欲しい)
私が経験した中では、
ラオスは、自国通貨キープに代えてタイバーツ、
カンボジアは、自国通貨リエルに代えて米ドル、
ミャンマーも、自国通貨チャットに代えて米ドル
を使うことができます。
このような傾向は、欧州でも見られます。
欧州の通貨といえば、ユーロ(€)です。
しかし、ユーロを採用していない国もあります。
非ユーロの国でユーロを使った経験が、何度もあります。
海外旅行でのトラブルは未然に回避しよう
海外に渡航する前の情報収集は、非常に有効です。
特に、現地でのトラブルは自分に応用できることが多いです。
これらは、知っていれば防げるケースが多く、
トラブルで海外旅行が悪い思い出になるのは、もったいないです。
私が海外旅行でのトラブルを防ぐにあたって、
気をつけていることをまとめているので、参考にしてもらえればと思います。
私が旅先で見かける日本人は、これらがほとんど出来てません。
渡航前の準備
現地行動の心構え
以上が、「タイのドンムアン空港でベトナムドンからバーツへの両替を断られた話」です。
外貨両替なんて海外旅行だけしか関係ない人がほとんどでしょう。
何も考えていないと、不必要な外貨が溜まってしまう恐れがあるので、注意しましょう。
タイ旅行お役立ち情報まとめ
タイのバンコクに暫く住んでいた経験があり、
そのときに得た雑学や失敗談、経験をまとめています。
タイ旅行時の参考になると思います。
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