先日、ヨーロッパ(デンマーク)へ行ってきました。
ヨーロッパから日本への直行便が多くありますが、私が住む長崎県の最寄りとなると福岡空港を利用します。
さすがに福岡空港からヨーロッパへの直行便はなく(正確には、フィンランド・ヘルシンキへの季節運航がある)、必ず乗り継ぎ(トランジット)が必要です。
そこで良く利用するのが、中国・北京です。
今回も、安い航空券に惹かれて利用しました。
中国のナショナルフラッグである中国国際航空がメインに乗り入れており、スターアライアンスゴールドを持っている身としては最も安価なフライトが出てくる航路になります。
しかし、北京乗り継ぎの福岡行き(CA953)は初めての利用。
ここでちょっと問題発生しました。
今回は、私が直面した北京首都国際空港でCA953:福岡行きで乗り継ぎするときの注意点を書いていきます。
中国への一旦入国が必要
結論から言うと、CA953:福岡行きに乗り継ぐ場合は、中国への入国が必要です。
国際線乗り継ぎなので、そのまま制限エリアで乗り継ぎと考えがちですが、少し事情が異なります。
CA953便の乗り方については、下記を参照してください。
北京首都国際空港からの乗り方の手順を説明しています。
では、なぜ中国への入国が必要なのでしょうか?
CA953便の情報
CA953便は、北京―福岡を直行するフライトではありません。
大連を経由することになっており、タイムテーブルは、
北京 8:50 大連 10:10
大連 11:20 福岡 14:00
となっています。
上記のとおり、大連を経由します。
不便ですが、北京から福岡まで乗る場合、大連で一度降機が必要です。
そのため、北京―大連間は中国国内線という扱いです。
現地の国内線乗り継ぎの場合は、到着した国際空港で入国審査を通過する必要があります。
よって、中国への一旦入国が必要になります。
中国入国での注意点
乗り継ぎでは、中国国内線(北京―大連)を利用します。
よって、下記のことに注意しましょう。
<注意点>
・中国入国カードを記入する。(入国目的は、「Transit」でOKです。)
・タイトな乗り継ぎ計画を立てない。
特に、北京首都国際空港は、世界有数の旅客数を誇るマンモス空港です。
余裕を持った乗り継ぎをしましょう。
中国入国後のCA953便への乗り方は、下記です。
乗り継ぎ待ちでの注意点と対策
中国で乗り継ぎをするときに困ることが、もう一つあります。
それは、空港内のフリーWifiを利用すると、日本で使い慣れたGoogleやFacebook、YouTubeなどのサービスがブロックされることです。
空港内のフリーWifiは中国のグレートファイアオォール(通信規制)の管理下です。
これらのサービスが使えないと、時間が潰せなくて困りますよね。
そこでこのような場合に備えて、日本からWifiルーターを借りていくことも選択肢の一つです。
メリットは、現地の旅行先でフリーWifiを探す必要もなく、今回の中国での乗り継ぎによるブロックも防ぐことができます。
空港でその場借りることもできますが、できれば予約しておきましょう。
私が以前に利用したグローバルwifiが便利でした。
以上が、「北京首都国際空港でCA953:福岡行へ乗り継ぎするときの注意点」です。
参考にしてみてください。
私も同じように
コペンハーゲン→北京 (CA878便)
北京→福岡 (CA963便(大連経由))
で帰ろうと考えているのですが、北京での預け荷物のピックアップは必要でしょうか。
エアチャイナ、あるいはそのアライアンス(スターアライアンス会社;ANA、ルフトハンザ、LOTポーランド航空など)での乗り継ぎでは荷物検査は不要でスルーするとのことです。
私はエアチャイナでワルシャワから北京経由で福岡に帰りましたが、荷物は無事福岡に着いておりました。
Windyさん
コメントありがとうございます。
コペンハーゲンで福岡までの搭乗券を発券してもらえば、北京で預け荷物のピックアップは不要です。
コペンハーゲンからエアチャイナですかね?
私のときは、早朝着で空港も混んでおらず、ゆったりと乗り継ぎできました。
良い旅を!
ご返信ありがとうございます!
そうですね、コペンハーゲンからエアチャイナになります。
参考にさせていただきます!ありがとうございました。