海外旅行につきものといえば、時差ボケですね。
地理的に近いアジアの国への旅行であれば、大きな問題にはなりませんが、ヨーロッパや北米に旅行されたことがある人は、大なり小なり時差ボケによる不調を感じたことがあるでしょう。
時差ボケに関する個人的な感覚
わたし個人の感覚として、東に移動するときの時差ボケがどうも辛いです。
時差が2時間以内の東南アジアまでであれば特に問題ありませんが、それを超える例えばヨーロッパからの帰国などは、いつも非常に苦労しています。
日本に帰ってきて、しばらくは調子が出ません。
なぜ東へ移動することによる時差ボケが、こんなにきついのだろうと常々疑問に思っていました。
なぜ東へ向かうと時差ボケが辛く感じるのか?
この疑問を解決した書籍があります。
この書籍の中で、「なぜ、東へ移動する時差ボケが辛いのか?」ついて2つの理由があると書いてありました。(どうやら私の感覚は間違っていなかったようです。)
時刻が前倒しになる
まず、1つ目の理由は、東に移動=時刻が前倒しになるからです。
時刻が前倒しになるということは、前倒しで寝る必要があります。
この前倒しで寝るということが難しいので、概日リズムが崩れて時差ボケを感じやすくなるようです。
一方、西への移動は時刻が後ろにズレます。
時刻が後ろにズレた場合は、夜ふかしをして就寝時間を調整すればよいので、リズムは崩れません。
人間本来のリズムに起因
2つ目の理由は、人間本来のリズムは24時間15分だからです。
人間は太陽光の影響を受けなければ、24時間15分で1日を捉えるメカニズムで動いているようです。
暗い部屋にいると、1日15分ずつズレていくそうです。
そのため、本来持っているリズムが24時間15分で、1日の24時間より長いので、時刻を後ろにズラして調整する行為は比較的容易です。
加えて、人間は1日につき、1時間しか時差を調整するしかできないようです。
よって、ヨーロッパとの時差が7時間ですので、帰国して1週間(7日間)は時差の影響を何らか受けていると言えそうです。
個人的には、この事実も衝撃でした。
私の時差ボケ対策
私が何度か辛い時差ボケを経験して、行き着いた対策を2つ紹介します。
出発前に時計を現地時刻に合わせよう
1つ目が、出発時点で現地時間に時計を合わせておくということです。
空港で飛行機に乗る前にやっておくといいと思います。
機内では、現地時間に合わせて行動します。
現地が昼であれば、機内ではできるだけ寝ないように粘ります。
また、機内食も出されたタイミングで食べます。
これにも理由があって、フライト中の機内食は、到着地の時刻に合わせてサービスされています。
その辺でリズムを整えておくのも手です。
アルコールを摂り過ぎない
次に、アルコールを摂り過ぎないことです。
確実に時差ボケがひどくなりますよ。(酔いが残っているだけかもしれませんが)
特に、長距離のフライトは機内でやることもなく、深酒しがちです。
気をつけましょう。
以上が、「なぜ東へ向かうと時差ボケが辛く感じるのか?」です。
参考にしてみてください。
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