2017年3月に開通した台北駅と桃園国際空港を結ぶ空港MRT。台湾好きの旅行者にとって待望の開通です。
今までは、バスやタクシーといった車の移動手段しかなく、交通量が増加する雨、朝や夕方の利用は台北市街に到着する時間が読めないので、個人的にはストレスになっていました。
ところが今回の開通で「直達車」を使えば、台北駅~桃園空港を30分強で移動できるという交通手段が誕生しました。
トランジットの時間を利用して台湾グルメを満喫することもできそうです。
今回は、そんな台北の空港MRTで私が失敗した「インタウンチェックイン」を紹介します。
インタウンチェックインとは
まず、「インタウンチェックイン」という言葉を聞きなれない人もいるのではないでしょうか?
最近ではオンラインでも可能になっていますが、チェックインとは、「空港の利用航空会社のカウンターに行き、搭乗券や受託荷物の有無の確認などの搭乗手続きをすること」です。
それを、空港ではなく市街地でチェックインできるのがインタウンチェックインです。
日本では馴染みはないかもしれませんが、香港やソウルでは大変便利に運用されている仕組みです。
(日本も成田や羽田へ向かう始発駅なんかでできたら便利なのにと思うのですが、そんな構想すらないのか実現しません。)
インタウンチェックインが可能なのは、朝6時以降
台北は空港MRTが開通したことで、このインタウンチェックインが整備されました。(それ以前は日本同様、仕組みがありません)
すると、使ってみたくなるのが旅行者の性で、自身の搭乗する便に合わせて利用してみようと企てていました。
搭乗予定だったのが8:10発福岡行のBR106便です。
海外旅行の定石として、「フライト2時間前に空港着」ですが、台北駅発の空港MRTの始発が6:00なので、それを使うと1時間半前に桃園空港着という計算です。
その前に台北駅でインタウンチェックインをするなら、5:45には台北駅着ぐらいで考えていて、当日もその流れで行動しました。
当日、空港MRTの台北駅に着くと、インタウンチェックインカウンターに係員がいたので、いそいそとエバー航空のカウンターに向かいますが、「使えないから、空港に行ってください」と言われます。
そんなに時間に余裕もなかったので、真に受けて始発の空港MRTで桃園空港へ向かいました。
結局、台北駅でのインタウンチェックインはできずじまい。
桃園空港で列に並びながら、時間カツカツで出国手続きまで完了しました。

駅構内には、案内がたくさんあるので乗り場を迷うことは心配しなくていいです。
後に調べると、インタウンチェックイン受付は朝6時以降だったようです。
早朝インタウンチェックインを使う場合の選択肢
フライト時刻にもよりますが、私のように朝8時前後の場合は6時の台北駅のカウンターが利用可能な時間に行き、その後、始発の次発である6:08に乗るといいですね。
6:40頃桃園空港に着くので、そのまま出国手続きに向かえば、多少なりとも空港の制限エリアでの時間を確保できると思います。
以上が、「早朝便に乗る場合は注意!台北駅インタウンチェックインの落とし穴」です。
参考にしてみてください。
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