佐世保に住んでいると、生活の足としてどうしても車が必要です。
すると、佐世保の街中に駐車する場合、駐車場を利用せざるをえなくなります。
数時間ならまだいいですが、出張や旅行で1日、2日空けなければいけないこともあるでしょう。
出張や旅行でJRを利用する予定の人は、佐世保駅立体駐車場に車を停めておけば、
駐車場料金が安くすむ可能性が高いので、まとめておきます。
目次
JR九州のパーク&ライド割引について
今回の方法は、JR九州が提供しているパーク&ライド割引を利用します。
佐世保駅からの対象路線を利用する場合に、
駐車料金が定額(24時間ごとに500円)になります。
なお、このパーク&ライド割引の対象駅は、佐世保駅だけではありません。
佐世保市内では、早岐駅で同様の割引サービスがあります。
佐世保市南部に在住の人は、早岐駅で利用しましょう。
手順や要件は、佐世保駅のそれと同じです。
対象路線
・JR九州の特急(特急みどり)
・JR九州の九州新幹線
・片道51km以上の路線(対象:諫早駅、長崎駅、対象外:大村駅)
を利用する人が対象になります。
料金
24時間500円
(72時間まで適用、72時間以降は一般料金)
支払いは現金のみです。
クレジットカードは利用できません。
パーク&ライド割引利用の流れ
佐世保駅立体駐車場
駐車場は、割引が受けられる佐世保駅立体駐車場を利用します。
窓口にて切符購入と割引適用
受け取った駐車券を持って、佐世保駅の窓口で利用する路線の切符を購入します。
そのときに、駐車券を提示して割引を受けます。
切符購入時(出発前)に駐車券を提示しないと、この割引は受けられないので注意しましょう。
みどりの窓口が閉まっている営業時間外の対応
佐世保駅のみどりの窓口は、7:30~19:00です。
もちろん7:30以前と19:00以後にもダイヤはあります。
その場合は、改札横に駅員室(写真、赤枠)があるので、
そこで利用するきっぷと駐車券を提示すれば、割引の処理をしてもらえます。
インターネットで予約して発券した場合も、駅員室でOKです。
みどりの窓口が閉まっているからといって、
諦めないようにしましょう。
割引処理してもらった駐車券には、「特」のスタンプが押されています。
出発前に割引を受け忘れた場合はどうするか?
私は利用したことがないですが、
駐車場出庫前であれば、割引サービスを受け付けてもらえるようです。
出発時に割引の処理を忘れた場合は、
帰りに改札横の駅員室で、きっぷと駐車券を提示して割引の手続きを受けましょう。
特急みどりを利用した場合は、
特急券は改札しなくても通過できます。
それを対象路線を利用した証明に使ってもよいでしょう。
また、片道51kmを超える在来線を利用する場合は、
向かった駅で乗車記念の印章をもらえるそうです。
それを帰りに窓口で提示することで、割引サービスを受け付けてもらえます。
出庫と精算
通常どおり出庫と精算をします。
ここで割引適用後の駐車料金になります。
パーク&ライド割引の効果
この佐世保駅立体駐車場は、日時によって駐車料金が変動するため、
一概に言えませんが以下のように、パーク&ライド割引がお得なのは理解いただけると思います。
パーク&ライド割引 | 通常料金 | |
---|---|---|
平日12時間 | 500円 | 800円 ~ |
平日24時間 | 500円 | 800円 ~ |
土日12時間 | 500円 | 2,400円 ~ |
土日24時間 | 500円 | 3,800円 ~ |
(参考)私が割引を受けたケース(7,200円→1,000円に)
参考までに、私が割引を受けた例を紹介しておきます。
(時間はわかりやすくしています。)
金曜日 20:00入庫、日曜日 18:00出庫、駐車時間 46時間
この場合の通常の料金は、7,200円です。
しかし、割引適用を受けると48時間以内なので、1,000円(500円/日 x 2日)です。
週末旅行などでも割引を適用すれば、5,000円近く節約できます。
使わないと損です。
佐世保駅からJRで各所へ向かう場合
私自身、このパーク&ライドサービスを利用して
佐世保駅から各所へ向かった経験があります。
それぞれの移動したときの様子は、以下でまとめています。
長崎駅へ(JR佐世保線)
博多駅へ(特急みどり)
小倉駅へ(特急みどり→山陽新幹線)
熊本駅へ(特急みどり→九州新幹線)
鹿児島中央駅へ(特急みどり→九州新幹線)
広島駅へ(特急みどり→山陽新幹線)
岡山駅へ(特急みどり→山陽新幹線)
以上が、「JR利用者が佐世保駅立体駐車場を24時間500円で利用する方法」です。
この割引を知って使うかで、駐車料金が大きく変わってくるので、
条件に合う人は是非利用しましょう。
参考にしてみてください。
コメントを残す